十年前の大火災。家族を失った彼は、切嗣に拾われ、衛宮家の士郎となった。
エミヤシロウ。種族は当然、人間である。
切嗣から剣道を学び、料理を学び、魔術を学んだが、師である切嗣が早世したことも絡んで料理の腕以外は、けして一人前とは自負できなかった。
主亡き今も、士郎は衛宮の紋を独りで守っている。
将来、正義の味方になることを夢見る彼だが、現実はかなり厳しいようだ。
犬だったからだ。


体は犬で出来ている

血潮は鋼鉄*1
心はジャルゴン

西南西へ魔都*2を越えて常駐
骨っこ大好き、
無我夢中

いつか矢リンゴ*3を頭にのっける夢をみながら、
犬の丘*4で欠伸を噛つ

ならば、犬の生涯に意味は不要ず

この体は、無限のオリ原で出来ていた わん

*1:コボルドは鉄を落とさない。残念

*2:ゲフェン

*3:名射手のりんご。DEX+3

*4:コートの森。gef_fild12